保湿に化粧水は不要~使う場合は自分の肌悩みに合うものを選ぶ~

よくテレビで肌がキレイな俳優やモデルの方が、

化粧水ぐらいしかつけていないです。

とスキンケアについて答えているのを目にしますが、残念ながら化粧水だけでは十分に保湿ができません。

あなたも経験があると思いますが手を洗った時に水分を十分に拭き取らないでいると、

手を洗う前よりも乾燥してきた。

と感じたことはありませんか?

これは、

「水が蒸発する時に手に元々あった水分までも一緒に蒸発させている」

ことによって起こります。

このようなことが化粧水しかつけていない場合にも起こるわけです。

これでは化粧水だけで十分に保湿ができているとは言えないですよね?

私はこれまでに様々なタイプの化粧水を使ってきましたが、化粧水だけで十分に保湿ができていると感じるものはありませんでした。

そのため保湿に化粧水は不要だと思っています。

ただし、どうしても化粧水を使いたいのであれば、

  • 化粧水をつけた後に美容液・ジェルを必ずつけて保湿する
  • せめて自分の肌悩みに合ったものを使う

ことをおすすめします。

以下よりさらに詳しく説明していきます。

化粧水は大半が水分でできているので、肌になじませてもすぐに蒸発してしまいます。

それに冒頭でもお話ししたように、化粧水が蒸発する時に肌に元々ある水分までも一緒に蒸発させてしまうので余計に肌が乾燥してしまうわけです。

これが「保湿に化粧水は不要」だという理由です。

そのため、

私の肌には必要ないかな。

と感じた方は無理につける必要はありません。

薬用タイプやオールインワンの化粧水もありますが、美容液やジェルにも薬用タイプのものやオールインワンのものはあります。

美容液やジェルのほうが化粧水よりも保湿力があるので、私だったら薬用タイプの美容液やオールインワンジェルを選びますね🤔

また、化粧水をつけるという行程がなくなることで、

「化粧水に掛けていたお金を美容液やジェルに回せる」

ので前から気になっていたワンランク上のものにチャレンジすることもできると思います。

あなただったらどちらの方法を選びますか?

一度考えてみてください。

繰り返しになりますが化粧水はつけてもすぐに蒸発してしまいます。

そのため、どうしても化粧水を使いたい方は化粧水をつけた後すぐに美容液やジェルをつけるようにしてください。

化粧水が肌にしっかりとなじむのを待ってから美容液やジェルをつける方がいますが、待つ必要はありません。

待っている間に蒸発してしまうので、濡れている肌にすぐにつけてください。

こうすることによって多少ではありますが、美容液やジェルが浸透*しやすくなります。

保湿として化粧水を使うのではなく、美容液やジェルの浸透*を助けるための補助役として使いましょう。

*角層まで

脂性敏感肌の場合であれば、

  • 皮脂抑制ができるもの
  • 敏感肌でも使いやすいもの

を軸に化粧水を選ぶのが良いと思います。

皮脂抑制ができるもので考えるなら拭き取りタイプの化粧水を使うのがおすすめです。

使い方は、拭き取りタイプの化粧水をコットンに含ませて肌をやさしく撫でるようになじませます。

これによって余分な皮脂を拭き取ることができます。

また、皮脂吸着パウダーが入っている化粧水を使えば過剰な皮脂を抑えることができるだけでなく、つけた後の肌がサラッとした肌ざわりになります。

肌のテカリやベタつきが特に気になる方は皮脂抑制ができる化粧水を選んでみてください。

一方、敏感肌でも使いやすいもので考えるならメントール(清涼剤)やエタノール(アルコール)が含まれていないものを選ぶのがおすすめです。

メントールやエタノールの含まれている量が少なくても敏感肌の場合は過敏に反応することがあります。

そのため、できればメントールやエタノールが入っていない化粧水を選んだほうが無難だと思います。

それでは選べる化粧水の数が限定されてしまうんじゃない?

という方は、メントールやエタノールの配合量が1%未満の化粧水を選んでみてください。

配合量が1%未満であれば、ほとんど刺激を感じないといわれています。

一つに、「化粧水で保湿ができる」という昔の常識がいまだに根づいていることがあると思います。

もう一つは、これは個人的な見解になりますが使う人のためよりも「商品を売る」ことが目的になっているのが一因だと思います。

スキンケア商品のCM・ネット広告には肌がキレイな俳優やモデルの方が必ずと言って良いほど起用されています。

あなたは、なぜだと思いますか?

そうです。

CM・広告を見ている方の購買意欲を高めるためです。

例えば化粧水のCMにあなたの好きな俳優やモデルの方が出演していて、

「この化粧水を使うことによって、こんなキレイな肌になれるんだ」

という印象を受ければその商品を使ってみたいと感じますよね?

しかし、その化粧水だけでキレイな肌になれる保証はありません。

「あなたの好きな俳優が出演している」

という理由から商品を選んでいることになるからです。

つまり、印象操作をすることによって購買意欲を高めること(売ること)が目的になっています。

もちろん化粧品メーカーの方も商売でやられているわけですから、商品を売ることが目的となるのは当然ですよね?

それに良いイメージを与えることは購買意欲に繋がりますから、わざわざ悪いイメージを与えてあなたの購買意欲を下げるようなことを自らやりません。

昔の私も「この商品を使うだけで、こんなきれいな肌になれるんだ」とイメージをして商品を買っていたことがあるので、そうなってしまう気持ちがよく分かります。

しかし、そんな理由で商品を買ったところであなたの肌状態は上向くと思いますか?

もしその商品を選んで肌状態が上向いたのであれば、あなたは相当運が良いのかもしれません。

CMや広告で紹介されている商品だからと、そっくりそのまま鵜呑みにするのではなく、

「あなたの肌の場合は化粧水が必要なのか否か?」

をまずは考えてみてほしいのです。

もちろん、この記事を書いている私の意見もそのまま鵜呑みにする必要はありません。

実際にあなた自身で経験することによって自分の肌にはその情報が正しいのか、正しくないのかがよく分かると思います。

今回は化粧水についてお話してきましたが、化粧水以外のアイテムを選ぶ時も同様です。

「あなたの肌の場合はどうなのか?」

と常に考えて試してみることが習慣化すれば、そのような情報にいちいち振り回されることもなくなるでしょう。

なぜなら、

「あなたの肌で実際に試してみた」

という地盤ができるからです。

あなたができることから、まず始めてみましょう。

これからスキンケアを始める方は、使う化粧水は高いものである必要はありません。

あなたが購入しやすいものを購入して今日から実際に化粧水だけで保湿をしてみましょう。

実際に経験してみることによって、この記事でお話ししたことがより実感していただけると思います。

化粧水について理解できた方は、

次は美容液について理解していきましょう↓

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