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よくドラッグストアで洗顔料の棚にピーリング(洗浄・拭き取りによるもの)の商品が陳列されているけど、スキンケアにピーリング(洗浄・拭き取りによるもの)って必要なの?
と疑問に思った方も多いのではないでしょうか?
以下の肌悩みを持っている方にはピーリング(洗浄・拭き取りによるもの)が必要だと思います。
○詰まり毛穴・ニキビ ○炎症性色素沈着によるシミ ○角質肥厚タイプのくすみ・ニキビ |
ただしピーリング(洗浄・拭き取りによるもの)を行うのであればその前に、
- ピーリング(洗浄・拭き取りによるもの)を行う場合に注意すること
- 市販のピーリング(洗浄・拭き取りによるもの)化粧品には、どのようなものがあるのか?
をおさえておきましょう。
以下より詳しく説明していきます。
市販のピーリング(洗浄・拭き取りによるもの)化粧品でケアできる肌悩みについて
市販のピーリング(洗浄・拭き取りによるもの)化粧品でケアできるのは、
○詰まり毛穴・ニキビ ○炎症性色素沈着によるシミ ○角質肥厚タイプのくすみ・ニキビ |
という肌悩みです。
詰まり毛穴・ニキビ
詰まり毛穴というのは皮脂と古い角質の混ざったものが毛穴のなかに詰まった状態のことをいいます。
このような状態の肌にピーリング(洗浄・拭き取りによるもの)を行うことで古い角質が剥がれやすくなるので詰まり毛穴をケアすることができます。
また、ニキビは毛穴に詰まった皮脂をエサにアクネ菌が繁殖することによってできるので詰まり毛穴をケアすることは、
「ニキビをできにくくする」
ことにも繋がります。
そのため、
ニキビができやすくて悩んでいる。
という方もスキンケアにピーリング(洗浄・拭き取りによるもの)を取り入れるようにしてみてください。
炎症性色素沈着によるシミ
炎症性色素沈着によるシミはニキビや虫刺されによって肌に炎症が起こった後に残るシミのことをいいます。
炎症性色素沈着によるシミには美白*1化粧品を使うことが一般的ですが、ここにピーリング(洗浄・拭き取りによるもの)を加えることによって美白*1化粧品のなじみを良くすることができます。
*1 メラニンの生成を抑えてシミ・ソバカスを防ぐこと
*ただし、炎症が強すぎた場合のニキビ跡とシミは市販のピーリング(洗浄・拭き取りによるもの)化粧品によるケアだけでは限界があります。このような場合は美容皮膚科に相談するようにしてください。
角質肥厚タイプのくすみ*2・ニキビ
*2 古い角質層によるもの
角質肥厚というのは汚れの放置や洗顔のやりすぎによって角層が厚く、硬くなった状態のことをいいます。
この角質肥厚によって肌のくすみ*2が目立つようになったり、ニキビができやすくなったりします。
*2 古い角質層によるもの
このような状態の肌にピーリング(洗浄・拭き取りによるもの)を行うと古い角質が剥がれて肌が柔らかくなるので、肌印象が良くなったりニキビができにくくなったりします。
ピーリング(洗浄・拭き取りによるもの)を行う場合に注意すること
ピーリング(洗浄・拭き取りによるもの)を行うと肌状態によっては刺激を感じる場合がある
ピーリング(洗浄・拭き取りによるもの)を行うと肌状態によっては刺激を感じる場合があります。
市販のピーリング(洗浄・拭き取りによるもの)化粧品にはグリコール酸や乳酸といった酸性成分が含まれています。
この酸性成分は配合量によって肌への反応が変わるので、肌状態によっては刺激を感じる場合が出てきます。
そのため、皮膚炎が起こっている方や敏感肌の方は無理に行わないようにしてください。
*その他にも肌が乾燥しやすくなったり紫外線のダメージを受けやすくなったりするのでピーリング(洗浄・拭き取りによるもの)を行った後は、保湿+紫外線対策をしっかりとするようにしてください。
ピーリング(洗浄・拭き取りによるもの)を行う頻度を守る
ピーリング(洗浄・拭き取りによるもの)を行う場合は、行う頻度を守るようにしてください。
ピーリング(洗浄・拭き取りによるもの)は洗顔のように毎日行うものではありません。
毎日行ってしまうと肌が乾燥しやすくなったり、肌が敏感になったりします。
せっかくピーリング(洗浄・拭き取りによるもの)で肌をキレイにしようとしているのに、逆に肌荒れを起こしてしまっては元も子もありません。
そのため、ピーリング(洗浄・拭き取りによるもの)を行う頻度をちゃんと守るようにしてください。
市販のピーリング(洗浄・拭き取りによるもの)化粧品の場合は「週に2・3回」などと商品パッケージに書かれていると思うので、記載されている使用頻度を守って行うようにしましょう。
市販のピーリング(洗浄・拭き取りによるもの)化粧品には、どのようなものがあるのか?
市販のピーリング(洗浄・拭き取りによるもの)化粧品には「洗い流すタイプ」と「拭き取りタイプ」のものがあります。
洗い流すタイプの場合は、ジェルを顔全体になじませて顔をやさしくマッサージするようにして行います。
一方、拭き取りタイプの場合は拭き取りタイプの化粧水や美容液をコットンに含ませて顔をやさしくなでるようにして行います。
行う頻度はどちらも週に2・3回。
容量は100gや150ml、230mlと商品によって様々。
価格は1,000円~2,000円程度です。
以下からは私がこれまでに購入して使ってきた、
- 洗い流すタイプ2商品
- 拭き取りタイプ1商品
を紹介します。
【洗い流すタイプ①】柑橘王子 フェイシャルピーリングジェル 230mlの詳細
商品特長
○角質ケア成分(AHA*3+BHA*4)配合。古い角質・皮脂汚れをスッキリ落としてツルツル肌へ導く。 *3 グリコール酸(PH調整剤) *4 サリチル酸(皮膚コンディショニング剤) ○オーガニックシトラス*5+ビタミンC*6配合。 *5 オレンジ果皮油(香料) *6 パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na(製品の抗酸化成分) ○CICAケア成分*7+プロテイン成分*8配合。 *7 ツボクサ葉エキス(保湿成分) *8 アルギニン・タウリン(保湿成分) |
価格
1,199円(税込) *私がAmazonで購入した時の価格です。 *通販サイトによっては別途送料が掛かる場合があります。 |
商品を実際に使ってみて
○どんな香りがする? 柑橘系の甘酸っぱい爽やかな香りがあります。 ○メントール(清涼剤)やエタノール(アルコール)が入っているのか? メントールは入っていますが、エタノールは入っていません。 |
デメリットはある?
ストッパーを捨ててしまうと持ち運びができなくなる
このピーリングジェルの容器はストッパーを捨ててしまうと持ち運びができなくなります。
最近のプッシュタイプの容器にはネック部分にストッパーが付いています。
このストッパーには誤プッシュによる液漏れを防ぐ役目があるんですが容器を開封する際に、このストッパーを何気なく捨ててしまうと、
ストッパーがないからカバンに入れて持ち運ぶことができない。
なんてことに……。
そのため、家だけでなく外出先でも使うのであればストッパーを捨てないように気をつけてください。
使用方法
成分
水、グリセリン、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー、ジココジモニウムクロリド、ステアルトリモニウムブロミド、オレンジ果皮油、ビターオレンジ葉/枝油、ツボクサ葉エキス、ティーツリー葉油、パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na、アルギニン、タウリン、アルニカ花エキス、ハマメリスエキス、セイヨウオトギリソウエキス、セイヨウシロヤナギ樹皮エキス、グレープフルーツ果実エキス、サンザシエキス、ナツメ果実エキス、リンゴ果実エキス、サリチル酸、ライム果汁、オレンジ果汁、レモン果汁、グリコール酸、BG、PG、加水分解ダイズタンパク、リシンHCI、アラニン、ヒスチジンHCI、セリン、尿素、プロリン、グルタミン酸、トレオニン、バリン、ロイシン、グリシン、アラントイン、イソロイシン、フェニルアラニン、PEG-40水添ヒマシ油、イソプロパノール、香料、メントール |
【洗い流すタイプ②】nuovo メンズビューティー ピーリングジェル 120gの詳細
商品特長
○角質ケア成分AHA*9配合のジェルが気になる肌のザラつきを落とす。 *9 リンゴ酸 |
価格
978円(税込) *私がAmazonで購入した時の価格です。 *通販サイトによっては別途送料が掛かる場合があります。 |
商品を実際に使ってみて
○どんな香りがする? サッパリとした香りがあります。 ○メントール(清涼剤)やエタノール(アルコール)が入っているのか? メントールとエタノールは入っていません。 |
デメリットはある?
両手を使わないとキャップを開けることができない
この容器は両手を使わないとキャップを開けることができません。
下の写真のようにキャップが独立するタイプの容器なので片手でキャップ部分を、もう片方の手でチューブ部分を持たないとスムーズに開けることは難しいと思います。
ただし開けにくい分、誤ってキャップが開くということが起こりにくいので持ち運びには向いている容器だと思います。
使用方法
成分
水、DPG、カルボマー、グリセリン、ジココジモニウムクロリド、ローズマリー葉エキス、レモン果実エキス、ヒアルロン酸Na、グレープフルーツ果実エキス、アロエベラ葉エキス、メントキシプロパンジオール、セトリモニウムクロリド、イソプロパノール、BG、リンゴ酸、乳酸、ハッカ油 |
【拭き取りタイプ】メンソレータム® アクネス® 薬用クリア化粧水(医薬部外品) 180mlの詳細
商品特長
○有効成分のグリチルリチン酸ジカリウムが肌の炎症を抑えてニキビを防ぐ。 ○グリコール酸(AHA)と乳酸(角質柔軟成分)を配合。拭き取りによるピーリング効果で古い角質をOFF。 ○保湿成分のビタミンC誘導体が角層のすみずみまで浸透して、うるおいを与える。 ○肌のことを考えた無香料・無着色・オイルフリー・ノンコメドジェニックテスト済み*10・アレルギーテスト済み*11。 *10 すべての方にニキビができないというわけではありません *11すべての方にアレルギーが起こらないというわけではありません |
価格
696円(税込) *私がAmazonで購入した時の価格です。 *通販サイトによっては別途送料が掛かる場合があります。 |
商品を実際に使ってみて
○薬用化粧水の使用感は? サラッとした軽い使用感ですが、肌の状態によっては刺激を感じる場合があります。 ○どんな香りがする? サッパリとした爽やかな香りがあります。 ○ベタつきはある? ベタつきのないサラッとした肌ざわりになります。 ○メントール(清涼剤)やエタノール(アルコール)が入っているのか? メントールは入っていませんが、エタノールが入っています。 |
デメリットはある?
コットンで拭き取る際の摩擦で肌に負担が掛かる
拭き取りタイプの化粧水はコットンで拭き取る際の摩擦で肌に負担が掛かります。
いくらコットンが、ひたひたになるぐらい化粧水を含ませたとして摩擦は起こるので敏感肌の方は注意が必要です。
肌に負担が掛かっていると感じた場合は肌の状態が落ち着いてから使うか、洗い流すタイプのピーリング(洗浄によるもの)ジェルに切り替えたほうが良いと考えます。
拭き取りで使用する場合はコットンを購入する必要がある
拭き取りで使用する場合はコットンを購入する必要があります。
コットンの価格は容量が多いものでも200円~400円ぐらいなので安いですが持ち運ぶとなると結構かさばります。
小分けにして持ち運ぶとしても、その場合はコットンを小分けにする容器が必要になってくるのでコスト面を考えると「うーん……」というところですね。
使用方法
成分
有効成分:イソプロピルメチルフェノール、グリチルリチン酸ジカリウム その他の成分:ビタミンCリン酸Mg、グリコール酸、乳酸、トコフェロール酢酸エステル、ヨクイニンエキス、アロエエキス(2)、濃グリセリン、BG、アルギニン、PEG(30)、コハク酸2Na、POE硬化ヒマシ油、エデト酸塩、コハク酸、無水エタノール、2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル共重合体液、香料 |
「スキンケアにピーリング(洗浄・拭き取りによるもの)は必要?」のまとめ
今回は、ピーリング(洗浄・拭き取りによるもの)についてお話しました。
毎日洗顔をしていても洗顔だけでは古い角質を落とすのは困難です。
ピーリング(洗浄・拭き取りによるもの)の刺激に不快感がなければスキンケアにピーリング(洗浄・拭き取りによるもの)を取り入れるようにしてみてください。
ピーリング(洗浄・拭き取りによるもの)について理解できた方は、
次は洗顔料について理解していきましょう↓