日焼けによるシミ、ソバカスを防ぐ美容液 インプレア クールホワイトニング デイセラム(医薬部外品)

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 一度できてしまったシミをどうにかしようとしても時間と手間が相当掛かります。

「少しだけだから今すぐケアをしなくても大丈夫。」

と思っていると気付かないうちにシミが増えてきて顔中がシミだらけになり、後々後悔することになります。

できてからではなく、できる前に予防することが大切なので日焼け止めや美白*化粧品は1年中使うようにしましょう。

といっても毎日つけるものなら使用感にもこだわりたいですよね。

 そこで今回は「インプレア クールホワイトニング デイセラム(医薬部外品)60g」を購入して使ってみました。

ムース状でクールな使用感の美容液なんですが日焼け止めとしても使え、メラニンの生成を抑制し、シミ・ソバカスを防ぐこともできるということなので暑い夏場でもつけやすそうだなぁと思い試してみました。

ムラ塗りを防ぐためにパフ使いを推奨されていますが、今回はパフを使わない場合の使用感を書いています。

それを了承のうえで読んでいただければと思います。

*メラニンの生成を抑え、シミ、ソバカスを防ぐ



インプレア クールホワイトニング デイセラム(医薬部外品)60g



目次


  1. インプレア クールホワイトニング デイセラム(医薬部外品)60gの詳細
    1. 価格
    2. 使用方法
    3. 成分
    4. 商品特徴
  2. 商品を実際に使ってみて
  3. 肌質ごとの使用感
    1. 乾燥肌の方が使う場合
    2. 脂性肌の方が使う場合
    3. 敏感肌の方が使う場合
  4. シミの種類はいろいろある
    1. 美白成分が効くものと効かないものがあった!
    2. シミのタイプに合わせたお手入れ
  5. 美白っぽいものではなく”美白成分”を含む化粧品を選ぶ
    1. 美白成分とは?
    2. 美白成分の種類
    3. 美白化粧品はどう選ぶ?
    4. 医薬部外品とそうでないものがある
    5. 肌で試しながら選ぶのがポイント
    6. 美白化粧品は一年中使い顔全体に塗る
    7. 美白化粧品の真価は「予防」に現れる
  6. パウダーメイクで新たにできるシミを予防
    1. パウダーファンデにはUVカット効果あり
  7. ピーリングでメラニンを排出する
    1. 美白効果を高めるピーリング
  8. シミをつくらせない濃くしない食品をとる
    1. 紫外線を浴びる季節はビタミンCを積極的にとる
  9. まとめ



インプレア クールホワイトニング デイセラム(医薬部外品)60gの詳細



価格


3,850円(税込)

*私が美容室で購入した時の価格です。

*美容室専売品ですが、サイトによっては取り扱いのあるところもあります。

*パフは別売りで550円(税込)です。



使用方法


〇朝、スキンケアの最後に使う。
容器を横にして、カチカチと音がするまで左右によく振る。
〇頭部を上にして手のひらまたはパフに適量をとり、肌にムラなくのばす。
〇化粧下地としても使える。

*ムラ塗りを防ぐため、パフ使いを推奨している。

*使い始めやしばらく放置すると、泡状で出ない場合がある。再度よく振って使う。



成分


有効成分:L-アスコルビン酸2-グルコシド
その他の成分:精製水、液化石油ガス、エタノール、パラメトキシケイ皮酸2-エチルヘキシル、1,3-ブチレングリコール、無水ケイ酸、タルク、エクトイン、リンゴエキス、2-[4-(ジエチルアミノ)-2-ヒドロキシベンゾイル]安息香酸ヘキシルエステル、l-メントール、エデト酸二ナトリウム、コレステロール、シロキクラゲ多糖体、ジブチルヒドロキシトルエン、ジプロピレングリコール、ジラウロイルグルタミン酸リシンナトリウム液、デカメチルシクロペンタシロキサン、バチルアルコール、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O.)、リン酸-水素ナトリウム、リン酸二水素ナトリウム、水酸化ナトリウム、疎水化ヒドロキシプロピルメチルセルロース、乳酸l-メンチル、濃グリセリン、メチルパラベン、香料
精製水

 常水中のミネラルや塩素をイオン交換樹脂、活性炭などで除去したのが精製水です。

 化粧品では、ミネラル(金属)が含まれていると化粧品の品質に悪影響を及ぼすことがあるので、精製水が使用されることが多いです。そのような懸念がない設計では、温泉水や海洋水、芳香水など付加価値のある水を使うこともあります。



参考文献

タイトル:『化粧品成分検定公式テキスト[改訂新版]』

発行年:2019年7月15日 初版第1刷発行、2020年3月12日 初版第2刷発行

編者:一般社団法人 化粧品成分検定協会

発行者:岩野裕一

発行所:実業之日本社

p23より引用。

エタノール

〇石油由来/エチレンと水から合成されるのが「合成アルコール」です。植物由来/サトウキビなどの糖蜜を発酵して得られるのが「発酵アルコール」です。

揮発性があります。蒸発する際に熱を奪うことから、清涼感が出たり、ベタつきがなくなったりします。香りも立ちやすくなります。

〇基本的に刺激を感じる成分です。アルコール消毒などに過敏な人は、エタノールの配合量が多いもの(トニックやコロン、オードトワレなど)を使う場合、使用方法を守り、使用部位や使用量に注意しましょう。

〇植物からエキス成分を取り出す際の抽出溶媒としても用いられます。

〇香りをつけたり苦み成分を加えるなどしてお酒の原料として使えないようにした(飲用できないようにした)エタノールが「変性アルコール」です。

化粧品でいう「アルコール」とは

 化粧品でアルコールに分類される成分はエタノールのほか、「ブタノール」「ベヘニルアルコール」「セタノール」「コレステロール」など多種ありますが、一般にいうアルコールというと、エタノールだけを指します。「フェノキシエタノール」は、成分名にエタノールという文字がついていますが、エタノールとは構造も性質も大きく異なる成分です。一般的にはアルコールに分類されることはありません。



参考文献

タイトル:『化粧品成分検定公式テキスト[改訂新版]』

発行年:2019年7月15日 初版第1刷発行、2020年3月12日 初版第2刷発行

編者:一般社団法人 化粧品成分検定協会

発行者:岩野裕一

発行所:実業之日本社

p24より引用。

水酸化ナトリウム

〇食塩水を電解(電気分解の略)して得られます。食塩水などの溶液には電気を導く性質があり、その溶液に「+」「ー」の電極を入れて電圧を加えると、溶液中に溶けているイオンがそれぞれの電極を移動し、元素に戻ります。この現象を電解といいます。

〇水に大変溶けやすく、アルカリ性を示します。

〇強アルカリ性で腐食性の高い劇物なので、化粧品に単独で配合することはまずありません。油脂や高級脂肪酸と組み合わせ(中和反応させ)て石ケンを合成したり、カルボマーや(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマーなどと組み合わせ(中和反応させ)て増粘効果を出すなど、酸性の成分と中和反応させる使い方になっているはずです。



参考文献

タイトル:『化粧品成分検定公式テキスト[改訂新版]』

発行年:2019年7月15日 初版第1刷発行、2020年3月12日 初版第2刷発行

編者:一般社団法人 化粧品成分検定協会

発行者:岩野裕一

発行所:実業之日本社

p123より引用。

香料

 化粧品に香りをつけるための成分です。香りによっては、人はリラックスして安眠できたり、シャキッと目覚めたり、相手への印象が変わったりします。つまり香りは、人の心に作用して心理状態や体調にまで変化を及ぼす、化粧品にとって大切な成分です。原料のにおいを隠す、「マスキング」のために使われることもあります。

 香料には天然香料と合成香料があります。化粧品には、1種類だけの天然香料や合成香料で香りをつけることはほとんどありません。多くの場合、さまざまな天然香料や合成香料を混ぜ合わせて、香りをつけます。香料を組み合わせ、イメージしたとおりの香りをつくり出す仕事をする人が、「調香師」です。

〇天然香料

 植物や動物から蒸留、抽出、圧搾などの分離工程で抽出した香り成分です。自然界に存在する植物や動物から得られるため、収穫時期や産地によって、香りが異なることがあります。

・植物性香料/オレンジ油、ラベンダー油など、植物から得られる精油やローズなどの香料

主に、柑橘系果実の精油は圧搾法、ローズやラベンダーなどの花・茎から得られる精油は、水蒸気蒸留法で抽出します。例えば、ダマスクローズの花を水蒸気蒸留法で抽出すると、ローズオットーといわれる精油とローズフローラルウォーターといわれる水に分かれ、それぞれがアロマテラピーなどに用いられています。

・動物性香料/ジャコウジカ(ムスク)、ジャコウネコ(シベット)、ビーバー(カストリウム)、マッコウクジラ(アンバーグリス)など動物から得られる香料

動物保護の観点や供給の不安定さなどの原因から使用は減っています。

〇合成香料

 天然香料には、香りの成分以外にもさまざまな成分が含まれているため、化粧品にしっかりと香りをつけるには、多量を配合する必要があります。ところが、化粧水のような水系の処方には配合しにくく、また、天然香料に含まれる成分の中には肌に悪影響を及ぼすものもあり、肌に塗ってはいけないものがいくつかあります。

 そこで、天然香料を分析して香りの成分だけを特定し、人工的につくったものが、合成香料です。香りの成分そのものなので、きわめて少量でも天然香料と同じような香りをしっかりとつけることができます。

香料という成分名

 化粧品に香りをつけるために配合される成分を、すべて香料と呼びます。例えばオレンジ油とラベンダー油、シトロネロールとオイゲノールを使って香りをつけた化粧品の場合、これら四つの成分を全部まとめて「香料」と記載することもできますし、オレンジ油とラベンダー油は成分名を記載し、残り二つの成分をまとめて「香料」と記載することもできます。また、「香料」とせず、四つ全部の成分名を記載することも可能です。

無香料と無臭は違います

 界面活性剤などのベース成分にはそれ自体のにおいあるため、香りをつけるための成分を使わずとも、化粧品ににおいがあることはめずらしくありません。つまり、においがあるからといって、必ずしも香料が使われているとは限らないのです。

 また、上記でふれたとおり、香りをつけるための成分をいくつか配合したとしても、それらをまとめて「香料」とせず各成分名で記載した場合、全成分表示に「香料」という記載は出てきません。



参考文献

タイトル:『化粧品成分検定公式テキスト[改訂新版]』

発行年:2019年7月15日 初版第1刷発行、2020年3月12日 初版第2刷発行

編者:一般社団法人 化粧品成分検定協会

発行者:岩野裕一

発行所:実業之日本社

p126、p127より引用。



商品特徴


冷たいムース状の日中用美白美容液

・-5℃*のクールムース処方で毛穴を引き締め汗やほてりをクールに抑制

*塗布前後における皮膚温度の差を指し、使用環境などによって異なる場合があります。

ビタミンC配合で、メラニンの生成を抑制し、シミ・ソバカスを抑制する

SPF20PA++、スキンケア効果のある下地としても使用できる


商品を実際に使ってみて




メントールやアルコールが入っているのか?

メントールもエタノール(アルコール)も入っています

肌への刺激は?

私の肌の場合は、メントールのスーッとした冷感の刺激はわずかで、エタノール(アルコール)の刺激は全くありませんでした




美容液の質感は?

泡を手で押さえるとパチパチと弾けて肌になじんでいきます。非常に軽い使用感です。

どんな香りがする?

インプレアの洗顔料や美容液と同様にグリーンフローラルの香りがあります




テカリが出る?

私の肌の場合は、つけた後の肌にテカリが出てきました。特にTゾーン(おでこ・小鼻・あご)は時間が経つごとに出てくるというよりも、美容液を肌になじませてすぐにテカリが出ていました。

ベタベタするのか?

私の肌の場合は、美容液をつけた後の肌に触るとベタつきがありました。汗をかいて美容液と汗が混ざると更にベタベタしてきました




肌質ごとの使用感




乾燥肌の方が使う場合


ムース状なのでサラッとつけられますが、この美容液だけでうるおいが十分かというと「うーん・・・」ですね。

この美容液をつける前に保湿力のある美容液をつけておいたほうが良いと思います。

私の肌の場合は、メントールの刺激はわずかでエタノール(アルコール)の刺激は全くありませんでしたが肌の状態によっては刺激を強く感じることがあります。

乾燥による痒みやかぶれがある時は注意が必要です。

いきなり顔全体につけるのではなく、部分的につけてみて刺激がないか確認してからつけるようにして下さい。

刺激を強く感じたら使用を中止して洗い流すようにして下さい。







脂性肌の方が使う場合


クールな使用感が毛穴を引き締めてくれるので、皮脂の分泌量が多い脂性肌に良いと思います。

私も脂性肌なのですが、夏場はただでさえ肌がベタつきやすいので、汗やほてりを抑えてくれるのも良いです。

ただ、私の肌の場合はつけた後の肌にテカリとベタつきが出てきました。

テカリはつけた直後にすでにTゾーン(おでこ・小鼻・あご)に出ていて、時間が経つごとに顔全体に広がっていきました。

ベタつきは時間が経つごとに増してきて、特に汗をかいて汗と混ざるとベタベタしてきますね。

クールな使用感は良いですが、テカリとベタつきが出てくるのは「うーん・・・」ですね。

私の場合は、テカリ防止クリームを塗るかあぶら取り紙を使ってテカリとベタつきを抑えるようにしていました。

私のようにテカリとベタつきが出てくる方はテカリ防止クリームやあぶら取り紙を使うようにしてみて下さい。



敏感肌の方が使う場合


ひんやりとしていて爽快な使用感ですが、メントールとエタノール(アルコール)が入っています。

私の肌の場合は、メントールの刺激はわずかでエタノール(アルコール)の刺激は全くありませんでしたが、肌が敏感な時は刺激を強く感じることがあります。

メントールとエタノール(アルコール)が入っていることを考えると敏感肌には「うーん・・・」ですね。

肌に合うか試してみたいという方は、試してもらっても構いませんが十分に注意してつけるようにして下さい。

いきなり顔全体につけるのではなく、部分的につけてみて刺激がないか確認してから顔全体につけるようにして下さい。

少しでも刺激を感じたら無理につけないようにして下さい。

これより下記は、シミや美白化粧品について調べたことを書いてあります。「商品レビューだけ知れれば十分」という方は、お手数ですが目次より「まとめ」まで飛んで下さい。



シミの種類はいろいろある



 みなさんが一般的に呼んでいるシミは、顔にできた茶色っぽく見えるもの全般をさしているのではないでしょうか。なかには、ほくろやイボに相当するものも「シミ」と呼ぶ人もいます。一般にシミと呼ばれるものには、医学的にいうと、老人性色素斑、脂漏性角化症、雀卵斑(ソバカス)、炎症性色素沈着、肝斑、花弁状色素斑などが含まれます。



参考文献

タイトル:『素肌美人になれる 正しいスキンケア事典』

発行年:2019年7月10日

発行所:高橋書店

監修者:吉木伸子/岡部美代治/小田真規子

発行者:高橋秀雄

編集者:谷綾子

p153より引用。



美白成分が効くものと効かないものがあった!



 シミといえばなんでも美白化粧品でお手入れすればよいと思っている人が多いようですが、シミの中にも美白成分が効くものと、効かないものとがあります。たとえば老人性色素斑(初期のもの)、炎症性色素沈着、肝斑、雀卵斑には美白化粧品が有効です。「美白化粧品を使っているのに効かない」と感じていた人は、まず自分のタイプを見極める必要がありそうです。



参考文献

タイトル:『素肌美人になれる 正しいスキンケア事典』

発行年:2019年7月10日

発行所:高橋書店

監修者:吉木伸子/岡部美代治/小田真規子

発行者:高橋秀雄

編集者:谷綾子

p153より引用。



シミのタイプに合わせたお手入れ



シミのタイプ このシミの特徴は? 美白化粧品の効果はある?

①老人性色素斑

ろうじんせいしきそはん

シミの中でもっとも多いのがこのタイプ。別名、日光性黒子とも呼ばれ、紫外線の影響でできてしまうもの。頬骨の高いところにできやすく、数mm~数十mm大の丸い色素斑であることが多い。でき始めは薄い茶色をしているが、しだいに濃く、はっきりとしてくるのが特徴。何年もたつうちに隆起してくることがあり、②の脂漏性角化症になっていくものもある。

ごく初期のうっすらとしたものには、美白化粧品の有効成分が効果を発揮する。ただし、定着してしまったものは、皮膚自体が変化しているため化粧品では消えない。

②脂漏性角化症

しろうせいかくかしょう

シミからさらにイボのように盛り上がってきたもの。よく見ると、イボの表面はボツボツとしているのが特徴。手の甲などにできる茶色いシミもこれに相当するものが多い。 皮膚の形態そのものが変化してしまっているため、美白化粧品は効果がない。

③雀卵斑(ソバカス)

じゃくらんはん

一般的には小さいシミのことをソバカスと呼んでいるが、厳密には遺伝的なものだけをさす。遺伝的なソバカスは、10代のころからでき始め、小さく茶色いシミが鼻を中心に散らばるようにできるのが特徴。よく見ると、シミのひとつひとつの形が、円というよりは三角や四角になっている。白人に多く見られるが、日本人でも色白の人に比較的多いよう。 理論上では、美白化粧品の効果が出るはずだが、遺伝的要素が強すぎるためか、あまり薄くならないよう。

④炎症性色素沈着

えんしょうせいしきそちんちゃく

ニキビ跡や傷跡などが茶色くシミになって残ったもの。足や腕にできた虫さされの跡がシミのようになって消えないことがあるが、これも同じである。そのほか、むだ毛を毛抜きで抜いていると、毛穴のまわりが炎症を起こして黒く跡になるのもこのタイプ。 美白化粧品が有効なタイプ。おすすめの成分はビタミンC誘導体。

⑤肝斑

かんぱん

女性ホルモンのバランスがくずれたとき頬骨のあたりに、モヤモヤッと左右対称にできることが多い。色は茶色や灰色などさまざまなタイプがある。しばしば鼻の下や額に出ることもあるよう。妊娠中やピルを服用したときや、更年期の人によく見られる。 美白化粧品が有効なタイプ。ピーリングや内服薬と併用すると、より早く効果が現れる。

⑥花弁状色素斑

かべんじょうしきそはん

海などで急激に日焼けしたあとに、肩から背中にかけてできる小さなシミをさす。よく見ると、円ではなく、花びらのような形をしていることから、こう呼ばれている。 美白化粧品ではほとんど消えることはなく、あまり効果があるとはいえない。
参考文献

タイトル:『素肌美人になれる 正しいスキンケア事典』

発行年:2019年7月10日

発行所:高橋書店

監修者:吉木伸子/岡部美代治/小田真規子

発行者:高橋秀雄

編集者:谷綾子

p154より引用。



美白っぽいものではなく”美白成分”を含む化粧品を選ぶ



 パッケージがなんとなく白っぽかったり、「ホワイト〇〇」というような商品名だったり・・・。こられも全部美白化粧品のように認識していませんか?美白化粧品とは、美白成分がきちんと配合されているものをさします。ただ雰囲気だけで選んでいると、美白成分が入っていないこともあるので、よく確認してから購入すべきです。

 さて、美白成分は、どんな働きをしてくれるのでしょうか。紫外線にあたると、肌の中で「メラニンをつくれ!」という指令が出ます。そこでメラニン色素がつくられ始めるわけですが、このメラニン色素を製造するプロセスを、どこかの段階で抑えるのが美白成分の働きです。ただし同じ美白成分とはいえ、成分によって働きかけるタイミングが異なります(P158参照)。

 とかく美白というと、肌全体を真っ白にしてくれるものと思われがちですが、それは誤解です。メラニンの生成を抑えるのが美白成分の働きですから、ニキビ跡の赤みなど、メラニン色素によるものでない色は白くすることができません。ただし、ビタミンC誘導体は、ニキビ跡の赤みに有効です。



参考文献

タイトル:『素肌美人になれる 正しいスキンケア事典』

発行年:2019年7月10日

発行所:高橋書店

監修者:吉木伸子/岡部美代治/小田真規子

発行者:高橋秀雄

編集者:谷綾子

p156より引用。



美白成分とは?



紫外線によるシミのできる流れと美白成分の働き
紫外線によるシミのできる流れ
美白成分の働き
Step①メラニンをつくる指令が出される

紫外線が表皮細胞にあたると、肌の内部を守ろうとして表皮細胞から「エンドセリン」などの情報伝達物質が分泌される。これらの物質がシミのもととなるメラノサイトに「メラニンをつくれ!」と指示を出すのが第一歩。

指令物質を抑制

メラニン色素をつくれ!という指令を与えているエンドセリンなど情報伝達物質の働きを邪魔する。

◇カモミラET

◇トラネキサム酸

◇t-AMCHA(t-シクロアミノ酸誘導体)

など

Step②メラニンがつくられ始める

エンドセリンなどの情報伝達物質がメラノサイトに届くと、メラノサイトの中でメラニン色素がつくられ始める。はじめにつくられるのが「チロシン」というアミノ酸。次に、メラノサイトにのみ存在する「チロシナーゼ」という酸化酵素が働いて、すぐにメラニン色素へと変化してしまう。

チロシナーゼの働きを抑える

メラニン色素に変換してしまうチロシナーゼの働きを抑える。美白化粧品のほとんどはこれに該当する。

◇アルブチン

◇コウジ酸

◇エラグ酸

◇ルシノール

◇ビタミンC誘導体

◇プラセンタエキス

◇トラネキサム酸

◇油溶性甘草エキス(グラブリジン)

など

チロシナーゼを減らす

メラニン色素に変換してしまうチロシナーゼ自体を減らすように働く。

◇リノール酸

など

Step③表皮細胞へ送り込まれる

メラノサイトでつくられたメラニン色素は、表皮細胞へと徐々に受け渡されていき、ターンオーバーとともに角層へと上がっていく。

なし
メラニン色素が肌に居座りシミの原因に

 通常メラニンは、ターンオーバーとともに排せつされていきます。しかし、なんらかの影響でメラノサイトの過剰な活動が収まらず、メラニン色素がつくられ続けると、シミとなって残ってしまいます。そのほかにも、ターンオーバーが遅くなってメラニン色素が残ってしまう場合もあります。



参考文献

タイトル:『素肌美人になれる 正しいスキンケア事典』

発行年:2019年7月10日

発行所:高橋書店

監修者:吉木伸子/岡部美代治/小田真規子

発行者:高橋秀雄

編集者:谷綾子

p158、159を参照。



美白成分の種類



厚生労働省が認めているもの(医薬部外品)
ビタミンC誘導体

リン酸型ビタミンCなど、ビタミンCを肌に吸収しやすい形に変えたもの。

アルブチン

もともとは苔桃から抽出された成分。濃度が高いと肌に刺激になることがある。

コウジ酸

みそやしょうゆなど、麹菌由来の成分。

エラグ酸

いちご由来の成分。

ルシノール

北欧のもみの木に含まれる成分をヒントにしてつくられた成分。ルシノールは商標名で、化学名は「4-n-ブチルレゾルシノール」。

リノール酸

サフラワー油などの植物油から抽出される。

カモミラET

ハーブのカモミールに含まれる成分。抗炎症作用も併せもつ。

トラネキサム酸

もともとは抗炎症剤として使われていたトラネキサム酸を、美白成分として開発したもの。

4MSK(4-メトキシサリチル酸カリウム塩)

慢性的なターンオーバーの不調に着目して研究開発された成分。

マグノリグナン

植物に含まれる天然化合物をモデルにしてつくられた成分。

プラセンタエキス

豚の胎盤から抽出された成分。

それ以外のもの 油溶性甘草エキス(グラブリジン)

甘草という漢方薬から抽出した成分。消炎作用もあるので、かぶれにくく、肌の弱い人でも比較的使いやすい。

*そのほか火棘エキス、ルムプヤン、イモニガショウガエキスなど、さまざまなものがあります。

参考文献

タイトル:『素肌美人になれる 正しいスキンケア事典』

発行年:2019年7月10日

発行所:高橋書店

監修者:吉木伸子/岡部美代治/小田真規子

発行者:高橋秀雄

編集者:谷綾子

p160を参照。



美白化粧品はどう選ぶ?




医薬部外品指定とそうでないものがある


 美白化粧品には、右記のように医薬部外品*1指定の成分が含まれているものと、そうでないものがあります。必ずしも医薬部外品のほうが効くというものではありませんが、自分で選ぶ自身のない人は、医薬部外品から選ぶのも一つの方法です。

*1医学部外品 / 端的にいうと、医薬品と化粧品の中間に位置するもの。何らかの肌への効果が認められているものとして、厚生労働省が認可した成分を化粧品に使用した場合に「医薬部外品」と表示ができる。あくまでも薬ではない。



参考文献

タイトル:『素肌美人になれる 正しいスキンケア事典』

発行年:2019年7月10日

発行所:高橋書店

監修者:吉木伸子/岡部美代治/小田真規子

発行者:高橋秀雄

編集者:谷綾子

p161より引用。



肌で試しながら選ぶのがポイント


 右記で紹介した以外にもまだまだたくさんの美白成分があり、それらを配合した美白化粧品も無数にあります。その中から、自分の肌に合う、そして効果のある一本を選ぶにはどうしたらよいのでしょうか?「ズバリ、これです!」という答えがほしい気持ちはわかりますが、残念ながら、肌で試しながら探していくしかありません。なぜなら、人によって成分との相性があり、効果の出方が違うから。そのため、どの成分がとくに効いて、刺激が強い成分がどれなどとは、一概にいえないのです。そのほかにも、肌に合う・合わない人が人によって違うこともあります。そのため、自分の肌で試して確認していくしか方法がないのです。



参考文献

タイトル:『素肌美人になれる 正しいスキンケア事典』

発行年:2019年7月10日

発行所:高橋書店

監修者:吉木伸子/岡部美代治/小田真規子

発行者:高橋秀雄

編集者:谷綾子

p161より引用。



美白化粧品は一年中使い顔全体に塗る




美白化粧品の真価は「予防」に現れる


 「夏になったら美白化粧品を使い始めよう」「日焼けしたから美白化粧品を使おう」これではシミのお手入れとしては不充分です。多かれ少なかれ紫外線は日々浴びているので、肌内部のメラニンは季節を問わず活動しています。それなのに美白ケアをほとんどしないとなると、メラニンの活動をたまにしか抑えていないことになります。できてしまったシミをなんとかするのは、時間も手間も相当かかります。美白ケアの基本はシミをつくらないという「予防に専念すること」なのです。美白化粧品には、化粧水から美容液、乳液、クリーム、マスクなど、さまざまなアイテムがあります。どれを使えばいいのかと迷ってしまう人も多いはず。ここでいちばん大切なのは、美白ケアは毎日行うことなので、サラッとした美容液など取り入れやすいアイテムを選ぶのが賢明だということ。

 また、美白マスク(パック)を愛用される方も多いようですが、ときどきしか使わないのであれば、あまり意味がありません。美白美容液などを毎日使いつつ、マスクも定期的に併用するようにしましょう。美白化粧品は一年中使い続けられそうな使用感のよいものを選びましょう。自分にとって無理のない価格の商品でかまいません。



参考文献

タイトル:『素肌美人になれる 正しいスキンケア事典』

発行年:2019年7月10日

発行所:高橋書店

監修者:吉木伸子/岡部美代治/小田真規子

発行者:高橋秀雄

編集者:谷綾子

p162より引用。



パウダーメイクで新たにできるシミを予防




パウダーファンデにはUVカット効果あり


 日焼け止め化粧品を塗ったあと、パウダーファンデーションを重ねるとより効果的です。その理由は、とくにUVカット効果がうたわれていなくても、パウダーファンデーションはすべて紫外線防止効果をもっているから。ファンデーションの粉体は、紫外線散乱剤と似たようなものなので、紫外線をはね返す力があります。そしてこれは、いろいろな女性の肌を見てきた実感なのですが、日焼け止め化粧品だけに頼ってファンデーションを塗らずにいると、どうしてもシミができやすいようです。これは日焼け止め化粧品を塗る量が少ないことも関係しているとは思いますが、ほかにも、塗りムラができてもわかりにくい、くずれてしまっても気づかないということもあるようです。よりしっかりシミを防ぐ意味でも、パウダーファンデーションを重ねることが賢いUVカットになるのです。



参考文献

タイトル:『素肌美人になれる 正しいスキンケア事典』

発行年:2019年7月10日

発行所:高橋書店

監修者:吉木伸子/岡部美代治/小田真規子

発行者:高橋秀雄

編集者:谷綾子

p163より引用。



ピーリングでメラニンを排出する




美白効果を高めるピーリング


 美白ケアにピーリングをプラスすると、より効果が高まります。なぜなら、通常の美白化粧品がメラニン色素をつくるプロセスに働きかけるのに対し、ピーリングは、できてしまったメラニン色素がスムーズに排出できるよう手助けするものだからです。できてしまったメラニン色素は通常、ターンオーバーのサイクルにのって排出されていきます。これを助けることはちょっと違う角度からのアプローチになるので、美白化粧品だけでは緩和されないシミにも試してみる価値があります。

 前に述べた(P22参照)ように、ターンオーバーは加齢とともに遅くなり、メラニンが排出できなくなります。そこでピーリングを行うと、ターンオーバーを早める効果によって、メラニン色素を排出するスピードがアップすることになります。



参考文献

タイトル:『素肌美人になれる 正しいスキンケア事典』

発行年:2019年7月10日

発行所:高橋書店

監修者:吉木伸子/岡部美代治/小田真規子

発行者:高橋秀雄

編集者:谷綾子

p164より引用。



シミをつくらせない濃くしない食品をとる




紫外線を浴びる季節はビタミンCを積極的にとる


 シミ予防には、ビタミンCが有効です。ビタミンCはメラニンの沈着を抑え、できたメラニン色素を還元してシミを薄くする作用もあり、「美白ビタミン」とも呼ばれます。とくに紫外線を多く浴びる3月ごろからは、積極的な補給を。ただ、ビタミンCは体内に蓄えておけません。「とりだめ」ができないので、一日数回に分けての摂取がポイントです。



参考文献

タイトル:『素肌美人になれる 正しいスキンケア事典』

発行年:2019年7月10日

発行所:高橋書店

監修者:吉木伸子/岡部美代治/小田真規子

発行者:高橋秀雄

編集者:谷綾子

p165より引用。

とりたい栄養素とおすすめの食品
ビタミンA

鶏レバー 100g・・・・・・・・14000μgRE

うなぎ 100g・・・・・・・・・・1500μgRE

モロヘイヤ 100g・・・・・・・・・840μgRE

にんじん 100g・・・・・・・・・・680μgRE

とうみょう 100g・・・・・・・・・390μgRE

春菊 100g・・・・・・・・・・・・380μgRE

ほうれんそう 100g・・・・・・・・350μgRE

かぼちゃ 100g・・・・・・・・・・330μgRE

大根の葉 100g・・・・・・・・・・330μgRE

ルッコラ(ロケットサラダ)100g・・300μgRE

にら 100g・・・・・・・・・・・・290μgRE

小松菜 100g・・・・・・・・・・・260μgRE

かぶの葉 100g・・・・・・・・・・230μgRE

菜の花 100g・・・・・・・・・・・180μgRE

チンゲン菜 100g・・・・・・・・・170μgRE

プルーン(乾)100g・・・・・・・・110μgRE

ブロッコリー 100g・・・・・・・・67μgRE

にんにくの芽 100g・・・・・・・・60μgRE

*野菜の中にはβカロテンの形で含まれ、体内でビタミンAに変換されます。

ビタミンC

赤パプリカ 100g・・・・・・・・・170mg

黄パプリカ 100g・・・・・・・・・150mg

菜の花 100g・・・・・・・・・・・130mg

ブロッコリー 100g・・・・・・・・120mg

かぶの葉 100g・・・・・・・・・・・82mg

カリフラワー 100g・・・・・・・・・81mg

ゴーヤ 100g・・・・・・・・・・・・76mg

ピーマン 100g・・・・・・・・・・・76mg

とうみょう 100g・・・・・・・・・・74mg

甘柿 100g・・・・・・・・・・・・・70mg

キウイ 100g・・・・・・・・・・・・69mg

ルッコラ(ロケットサラダ)100g・・・66mg

いちご 100g・・・・・・・・・・・・62mg

さやえんどう 100g・・・・・・・・・60mg

ネーブル 100g・・・・・・・・・・・60mg

パパイヤ 100g・・・・・・・・・・・50mg

キャベツ 100g・・・・・・・・・・・41mg

じゃがいも 100g・・・・・・・・・・35mg

トマト 100g・・・・・・・・・・・・32mg

参考文献

タイトル:『素肌美人になれる 正しいスキンケア事典』

発行年:2019年7月10日

発行所:高橋書店

監修者:吉木伸子/岡部美代治/小田真規子

発行者:高橋秀雄

編集者:谷綾子

p165より引用。



まとめ



 今回は、「インプレア クールホワイトニング デイセラム(医薬部外品)60g」を使ってみました。

使用方法に書いてありますが、使う前に缶を横にして「カチカチ」と音がするまでよく振るようにして下さい。

使い始めや使わないでしばらく放置すると泡で出ずに、白い液やガスだけが出ることがあるので注意して下さい。

上向き使用なので必ず缶を上にした状態で使うようにして下さい。

泡を肌に塗って手のひらで押さえるとパチパチと弾けるように肌になじんでいきます。

メラニンの生成を抑制してシミ・ソバカスを抑制する美白としての役割だけでなく、日焼け止めの役割もあります。

ひんやりとした使用感は特に夏場に使いやすいのではないでしょうか。

泡を手に取って肌に押さえてのばすだけなので簡単です。

 ただ、うるおいは十分にはありません。

乾燥肌にこの美容液だけしかつけないというのは、うるおいが不足すると思います。

この美容液でスキンケアを終えられるのは普通肌ぐらいではないでしょうか。

保湿剤というよりも美白や日焼け止めとして使ったほうが良いです。

また、私の肌の場合はつけた後の肌にテカリとベタつきが出てきました。

クールな使用感なので夏場に使いやすいですが、脂性肌にこれだけのテカリとベタつきは「うーん・・・」ですね。

毛穴を引き締められて、汗やほてりを抑えてくれるのは非常に良いんですがね・・・。

 さらに、メントールとエタノール(アルコール)が入っています。

私の肌の場合はメントールの冷感の刺激はわずかで、エタノール(アルコール)の刺激は全くありませんでしたが、肌の状態によっては刺激を強く感じることがあります。

私の肌の場合は刺激があまりなかったとはいえ、乾燥による痒みやかぶれがある肌や敏感肌には「うーん・・・」ですね。

試しに使ってみたい方は、十分に刺激に注意して試すようにして下さい。

いきなり顔全体につけるのではなく、部分的につけてみて刺激がないか確認してから顔全体に広げるようにして下さいね。

うるおいやテカリ、ベタつき、刺激が出る可能性があること、などを考えると普通肌が1番使いやすいのではないかと思います。

 普通肌で美白や日焼け止めの効果がある美容液を探している方は、試しに使ってみて下さい。

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