ニキビ予防のためには、睡眠や食事などの生活習慣を見直していくことも必要ですが、スキンケアの基本の洗顔も正しくできているか見直していきましょう。
せっかく洗ったのに髪の生え際やあごの下に洗顔料が残ったままでは、ニキビができたり、ニキビを長引かせる原因になります。
ゴシゴシ洗いにならないようにすることも大切ですが、こういった細部まで目配りすることも大切です。
洗い残しがないようにすすぎはしっかりと行って下さい。
「もういいかな」と思ってもそこからあと2、3回はすすいで下さい。
最近髪の生え際やあご下にニキビができやすくなった方は、洗い残しに注意して洗顔をしてみましょう。
今回は「NOV(ノブ)A アクネフォーム(医薬部外品)70g」を購入して使ってみました。

NOV(ノブ)A アクネフォーム(医薬部外品)70g
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新品価格 |

目次
NOV(ノブ)A アクネフォーム(医薬部外品)70gの詳細
価格
880円(税込)*私がドラッグストアで購入した時の価格です。 *通販サイトによっては別途送料が掛かる場合があります。 |
使用方法
1~2cmを手に取り、ぬるま湯を加えながら泡立てて洗います。すすぎ残しのないように十分に洗い流します。洗顔料の残りやすい髪の生え際や小鼻のまわりは、特によくすすいで下さい。 |
成分
有効成分:グリチルリチン酸2Kその他の成分:水、ジグリセリン、ミリスチン酸、水酸化K、濃グリセリン、パルミチン酸、ステアリン酸、親油型ステアリン酸グリセリル、オウバクエキス |
グリチルリチン酸2K |
参考文献タイトル:『化粧品成分検定公式テキスト[改訂新版]』 発行年:2019年7月15日 初版第1刷発行、2020年3月12日 初版第2刷発行 編者:一般社団法人 化粧品成分検定協会 発行者:岩野裕一 発行所:実業之日本社 p74より引用。 |
水 |
参考文献タイトル:『化粧品成分検定公式テキスト[改訂新版]』 発行年:2019年7月15日 初版第1刷発行、2020年3月12日 初版第2刷発行 編者:一般社団法人 化粧品成分検定協会 発行者:岩野裕一 発行所:実業之日本社 p23より引用。 |
ステアリン酸 |
参考文献タイトル:『化粧品成分検定公式テキスト[改訂新版]』 発行年:2019年7月15日 初版第1刷発行、2020年3月12日 初版第2刷発行 編者:一般社団法人 化粧品成分検定協会 発行者:岩野裕一 発行所:実業之日本社 p42より引用。 |
商品特徴
・有効成分グリチルリチン酸2K配合ニキビや肌荒れを防ぐ。 ・無香料、無着色、低刺激性・パッチテスト済み、アレルギーテスト済み全ての方に、アレルギーが起こらないというわけではありません。 ・ノンコメドジェニックテスト済み全ての方に、ニキビができないというわけではありません。 |
商品を実際に使ってみて

メントールやアルコールが入っているのか?
メントールもアルコールも入っていません。
スクラブが入っているのか?
スクラブは入っていません。
どんな香りがする?
香りはほとんど無く無臭に近いです。

こちらは手で泡立てた時の写真です。泡立ちが良いので手でも泡を作ることができますが、泡がヘタってくるのが速いです。
洗顔料を肌につけた時の刺激は?
低刺激なので、しみるような刺激やムズムズするような刺激はありませんでした。
洗顔料の質感は?
軽い使い心地です。少し粘り気のあるクリーム状の洗顔料です。
ニキビ予防はできる?
私の肌の場合はできませんでした。使っている間も結構な数のニキビができてきました。

こちらは泡立てネットを使って泡立てた時の写真です。泡立ちが良い洗顔料なので泡立てネットを使うとさらに濃密な泡を作ることができます。
泡立てネットを使うと加える水の量が少なくても泡立ちますが、洗顔料の濃度が濃いまま洗顔をすることになります。濃度が濃いと肌への負担が大きくなるので、適量の水を加えて泡立てるようにして下さい。
洗い上がりの肌の状態は?
私の肌の場合は、ある程度の皮脂や汚れは落ちましたが、「うるおいを守りながら」ということなので、肌に油分が残っていました。うるおいは洗顔後に、補給するものなので、個人的には汚れを落とすことに徹底した洗顔料のほうが良いですね。
NOV(ノブ)A アクネフォーム(医薬部外品)70g
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下記の肌質ごとの使用感は私の見解です
乾燥肌の場合
・洗浄力は大中小でいうと「中」ぐらい。 ・肌の不要な角質は1回の洗顔では落ちにくい。 ・洗い上がりの肌の状態はしっとりとしていて、肌のつっぱりやカサつきはない。 ・洗顔後の乾燥が気になる方は、洗顔料にうるおいを求めるのではなく、洗顔後にセラミドやヒアルロン酸が入っている美容液をつけてうるおい補給をする。 ・季節を問わず使いやすい。 |

脂性肌の場合
・洗浄力は大中小でいうと「中」ぐらい。脂性肌には洗浄力がもう少しあった方が良いように感じる。 ・皮脂や汚れはある程度は落ちるが、洗顔後の肌ざわりにヌルつきが残りやすい ・低刺激なので、肌にしみるような刺激がなく使いやすい。 ・洗顔後の乾燥が気になる方は、洗顔料にうるおいを求めるのではなく、洗顔後に油分の少ない美容液でうるおいを補給する。 |

敏感肌の場合
・メントールやアルコールが入っておらず、低刺激の洗顔料なので敏感肌でも使いやすい。 ・洗顔後にヌルつきが残るとベタつきとなって肌を刺激する可能性がある。 ・洗顔後の乾燥が気になる方は、洗顔料にうるおいを求めるのではなく、洗顔後にセラミドやヒアルロン酸が入っている美容液をつけたり、油分の少ない美容液をつけたりしてうるおいを補給する。 |
まとめ
今回は「NOV(ノブ)A アクネフォーム(医薬部外品)70g」を使ってみました。
メントールやアルコールが入っておらず、低刺激なので敏感肌でも使いやすい洗顔料です。
香りがほとんど無いので、香りのない洗顔料が好みの方も使いやすいと思います。
泡立ちが良いので泡立てやすいのも良いですね。
しかし、私の肌の場合は使っている間もニキビが結構できてきたのでニキビ予防はできませんでした。
NOV(ノブ)の公式サイトを確認したところ、この洗顔料は思春期ニキビ用の洗顔料なので大人ニキビを予防するのは難しいようです。
NOV(ノブ)には「大人ニキビ用のシリーズ」があるので大人ニキビで悩んでいる方はそちらを試してみて下さい。
近いうちに大人ニキビ用のシリーズの商品レビューを紹介していきますが、待ちきれない方は購入して試してみて下さい。
また、これはこの洗顔料だけではないですが、「洗い上がりがしっとりとしている洗顔料」や「肌のうるおいを守りながら汚れを落とす洗顔料」は肌に油分を残しています。
肌がしっとりとしていると肌がうるおっているように感じますが、一時的なものです。
油分が残っていると毛穴を詰まらせてしまったり、洗顔後につける化粧品の浸透を妨げてしまったりします。
ニキビ予防が目的で洗顔料を使っているのに油分が残って毛穴を詰まらせてしまっては意味がありません。
そして化粧品の浸透を妨げてしまってはニキビ予防に重要な保湿がちゃんとできないことになります。
洗顔料は汚れを落とすことに徹底したものを選んだほうが良いと思います。
洗顔後の乾燥が気になるのであれば、洗顔料にうるおいを求めるのではなく、洗顔後につける化粧品にうるおいを求めたほうが良いです。
肌が乾燥しやすい方はセラミドやヒアルロン酸が入っている美容液をつけます。
乾燥もするしベタつくという方は油分の少ない美容液をつけて保湿をしてみて下さい。
敏感肌の方は低刺激の洗顔料を選んで、洗顔後は肌質に合わせてセラミドやヒアルロン酸が入っている美容液や油分の少ない美容液をつけて下さい。
化粧水がしみるぐらいひどい敏感肌はせっけん洗顔にして、ワセリンや低刺激のクリームをつけます。
これを肌の状態が落ち着いてくるまでしばらく続けましょう。
肌によっての保湿についても話をしてきましたが、ニキビはスキンケアだけではなかなか予防できません。
睡眠不足や脂っこい食事、ストレスなどでもニキビができやすくなったり、ニキビが悪化したりします。
学校や勉強、仕事で忙しくてなかなか難しいこともあると思いますが、自分の肌の為にも生活習慣を見直してみて下さい。
私の肌には合いませんでしたが、思春期ニキビで悩んでいる方は、試しに使ってみて下さい。
NOV(ノブ)A アクネフォーム(医薬部外品)70g
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